- タイトルːリンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険
- 作ːトーベン・クールマン
- 訳ː金原瑞人
- 出版社ːブロンズ新社
特に男の子におすすめの絵本です。
ママにもおすすめです。
綺麗なだけでなく、お話が素敵なので、お部屋に置いておきたい一冊でした。
クリスマスプレゼントにも良いと思います。
「リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険」をよんで
この本は図書館のおすすめコーナーにありました。
中をちょっとだけ見たら、ネズミの飛行機の設計図が書いてあって、それがとても綺麗だから借りました。
人間の本を読むのが好きな小ネズミは、図書館で本を読みふけっていました。
あるとき町へ戻ると、仲間のネズミが一斉に姿を消していました。
きっと仲間は、誰でも受け入れてくれる町ニューヨークに渡ってしまったのだろうと、小ネズミも海を渡ることに決めます。
どうやって海を渡るか。
たちはだかる敵、度重なる失敗を重ねて、とうとう飛行機を完成させて海を渡ります。
このお話は、とても素敵でした。
愛と勇気があれば、なんでも出来てしまうような気がしてきます。
よく「子育ての要」として、「自己肯定感を育む事が大切」と言われます。
「自己肯定感」って、なんでしょう。
検索すれば分かるとは思いますが、本当に分かりますか?
私は、この「小ネズミ」の姿は、それを表していると思いました。
愛と勇気を原動力にして、困難な事があっても乗り越える力を持っています。
こういう力は、わたしにはありません。
本当は、あきらめずに親がその姿を見せてあげたいものなのですが、急には変われないので、「小ネズミ」の姿をしっかり見せてあげたいと思います。
ちょっとあきらめがちな大人に育ってしまった私ですが、この「小ネズミ」にはこれから先、少し勇気をもらえると思いました。
おわり
美しい街並み、生き生きとした動物、その場に自分がいるように感じます。
小ネズミと自分を重ねる事が簡単だと思います。
お話の最後には、この小ネズミの姿に憧れる少年の姿があります。
それが、アメリカの飛行家「リンドバーグ」でした。
ほんとにおわり